なにかおもしろいこと

アイスランドでヒッチハイク

2014年5月

するつもりはなかったんですが、なりゆきで人生初のヒッチハイクをした話です。
きっかけはスティッキシュルムルという街で会った旅行者でした。


その日の朝、別の街に移動するためにバスを待っていました。予定時間を過ぎてもバスが来ないし、自分のほかに待っている人もいませんでした。おかしいなと思い時刻表をよく確認すると、その日はバスが走ってない曜日でした。
バスの本数が少ないのは予想していましたが、バスがない日があるなんて想定外です。よく見ると時刻表の下に書いてありました…

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特に見るものもない小さい港町です。どこにも行けないので、めちゃくちゃヒマになってしまいました。
とりあえず、ガソリンスタンドの売店で朝ごはんを食べながらどうするか考えていました。
考えていると、となりに一人の旅行者が座りました。
彼女も昨夜この町に泊まったそうです。しかも、レイキャビクからヒッチハイクでこの町まで移動し、キャンプで夜を明かしたというツワモノでした。
「今日バスがなくてどこも行けないよ」という話をすると、
ヒッチハイクすればいいじゃん」
と言われました。
「たしかに」
彼女にその話をしたらそう言われるに決まってますね(笑)
今さっき彼女がヒッチハイクの話をしていたのに全く思いつきませんでした。
もともと治安のいい国だと聞いていましたが、女の子一人でやっているなら自分も大丈夫そうかなと思いながらも、なんとなくその気になれませんでした。車が捕まらなかったらどうするかとか、知らない人と車内で気まずいとか、心配性で人見知りの自分にはいろいろやりたくない理由がありました(笑)
「考えてみるよ」とあいまいな返事をして、出発の準備をすると言う彼女と別れた後、とりあえず町の中をぶらぶらしました。

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もう移動する考えはなくて、明日のバスの時間まで何しようかを考えてました。
すると、またさっきの彼女に会いました。通り一本の狭い町なので、再会したのは偶然でもないです。
彼女はヒッチハイクをしてました。

どんな感じでやるのか興味があったので、冷やかし半分で様子を見てました。
あんまり車は走ってないですが、すぐに一台止まって、彼女が運転手と話しに行きます。
割とすぐに捕まるもんなんだなーと思いながら、見送るつもりでいると、「乗っていいよ」と言われました。

その車は彼女の目的地ではなく自分が行くつもりだった場所に行くらしく、僕を乗せてくれないか彼女が聞いてくれたようです。
いきなりでびっくりしましたが、運転手のおばちゃんも「いいよ」と言ってくれています。
「帰りに車が捕まらなかったらどうなるんだろ?」と頭の端で考えながらも助手席に乗り込んでいました。

捕まえてもらった車ですが、予想外の展開でヒッチハイクすることになりました。
彼女が捕まえた車で、自分はヒッチハイクなんてするつもりはなかったのに、なんだか彼女に少し申し訳ないような気持ちでお礼を言いました。

運転手のおばちゃんは地元の人で、ちょくちょくヒッチハイカーを乗せてあげているそうです。
途中の車内ではおばちゃんが、夏は辺り一面緑になってきれいだとか(行った時期は辺り一面茶色でした…)、山にまつわるトロールの話とか教えてくれました。
自分もアイスランドの風景がとてもに気に入ったというような話をしていると、30分くらいで無事到着。あっさりと目的地に来ることができました。
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あまり乗り気じゃなかったヒッチハイクですが、やってみると地元の人とのおしゃべりも楽しいし、別にしゃべるネタがなくても気まずくなかったです。話が途切れたら、景色見たり写真撮ったりしてました。
このあと、その日の帰りや、次の日のレイキャビクまでの移動でもヒッチハイクしましたが、交通量が少ない道でも車が停まってくれる確率が高かったので、特に不安もありませんでした。
あと、逆にレンタカーで移動中にヒッチハイカーを乗せてあげたりもしました。

アイスランドは治安もよくて、停まってくれる車も多いので、初めてヒッチハイクするには比較的オススメかもしれません。(ほかの国でやったことがないので、わかりませんが。)

ヒッチハイクという初体験は少し旅行に慣れてきていた自分にとって刺激的で面白かったです。
旅行中に久々に緊張感と達成感のみたいなものを感じました。
旅行×初体験って面白いというのが発見でした。今後、旅行するときにちょっと意識してみようと思いました。
一番最初に車を捕まえてくれた彼女に感謝です。

 

 

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