なにかおもしろいこと

The Legends Room をもうちょい調べた

前調べたThe Legends Room(LGD) ですが、本当に行くかどうか決める前に一応もうちょっと調べてみました。

 

Telegram

またまた見つけたサイトでTelegram(メッセージアプリ)のThe Legends Roomグループへのリンクが見つかったので、さっそく参加してみました。
が、全然活動してなくて、グループだけ作って放置されてる感じで、ちょっと不安になりました笑
トークン買い集めてラスベガスまで行ってみたらお店がなかった、みたいなことは避けたいので(笑)、
ちょっと思い切って、ホームページにあったメールに質問してみることにしました。

 

メール

メールの方は生きていて、何度かやり取りしました。
質問と回答はざっと次のような感じです。

 

自分

 5,000LGDもつだけで会員になれる?
 5,000LGD保有はどうやって証明するの?

 

LGD

 5,000LGD保有が唯一の条件。
 Member's wallet かBittrex アカウントか、他のwallet で証明できるよ。
 もうLGDトークン持ってる?

 

自分

 まだ持ってない。今買ってるところ。
 トークンを持てば、登録とかしなくていいんだよね?
 Member's wallet はどこで手に入れられる?

 

LGD

 もし必要なら、私たちから直接トークンを1LGD=1USDで購入できるよ。
 クラウドセールで会員権はあんまり残ってないけど。

 

自分

 どうやって直接トークンを買うの?

 

LGD

 Bitcoin とかで払える。
 そしたら、Bittrex のアカウントにLGDトークンを入金するよ

 

自分

 The Legends Room はもうオープンしてるの?
 だれかトークン使った人いるの?

 

LGD

 来月(8月)オープンだよ!来てくれるのを楽しみにしてるよ

 

自分

 8月の何日にオープンするの?

 

LGD

 Mayweather-McGregor戦の週がオススメ。その週はbest girls や元UFCファイターがいるからね。
 8月はずっとオススメだよ


と、こんな感じでした
Wallet の入手方法とか、オープンする日とか、いくつかの質問にちゃんと答えてくれない点が気になります…
この時点で、夏休みに行ってもオープンしてるのか怪しかったので、この夏にラスベガスへ行くのは止めることにしました。

さらにしつこく質問すると、いい加減面倒になったのかSlack(メッセージアプリ)のグループへの招待メールだけ返ってきました。
初めからそっちに招待してくれればいいのに…とまた不信感が増します笑

 

Slack

招待メールからSlackに参加してみると、メンバーは30人くらい… オープンしても行く人いるのかとまた不安になります笑

やりとりを一通りチェックすると、最初は6月終わりから7月初めあたりにオープン予定でしたが、実際には7月終わりになってもまだオープンしていない状況でした。 

専用ウォレットや会員権のレンタルプログラムについて質問があっても、公式アカウントからの回答はなく、開発してないか、していても遅れてそうな雰囲気がかなりします。 

オープンの日もなかなか発表されず、本当にオープンするのか疑うメンバーもいて、その人から店の写真を見せてくれと言われて、やっと外観と内装の一部の写真が出てくるといったごたごたもあった様子。

オープンの日は決まってないですが、Maywether-McGregor戦(8/26)はポルノスターやUFC選手を呼んでビューイングパーティーをする予定のようです。

 

ただ、本当に最近になって、8/23にオープンするという情報がSlack 上で発表されました。QRコードのタトゥーシールを付けたストリッパーや、LGDトークンの価格を表示するディスプレイが設置された写真などアップしているので、オープンはしそうな感じです。

でも、実際に行くかどうかの判断は、ほんとにちゃんとオープンするのか、Mayweather-McGregor戦のビューイングパーティーがどんな感じなのかなど、もうちょい情報が出てくるのを待ってから決めた方がよさそうだなーと思いました。

 

 

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The Legends Room について調べてみた

もともと旅行が好きで休みの度に海外に行ったりしてましたが、ビットコインに興味を持ってから旅先での過ごし方や行き先選びの基準が少し変わってきました。

 

今はラスベガスに行きたいなぁと考えています。
前からグランドキャニオンに行ってみたくて「行きたいとこリスト」には入っていたんですが、The Legends Room というジェントルマンクラブの存在を知ってから、リスト内での優先順位があがりました笑

ジェントルマンクラブという言葉でボヤかしましたが、ストリップクラブのことをそう呼ぶようです。
ラスベガスにはストリップクラブがたくさんありますが、The Legends Roomが他と少し違うのは、暗号通貨のトークンで会員権を発行しているところです。
「ICOプロジェクトで発行されるトークンのほとんどは、まだ投機くらいしか使い道がない」という批判がされますが、このトークンはすぐにしかも簡単に使えそうなので、旅行ついでに実際に使ってみたいと思いました。

前置きが長くなりましたが、The Legends Roomとトークンについて少し調べてみたので、ここでまとめます。

 

The Legends Room について

  • 非会員と会員のエリアに分かれている
  • 支払いは、現金、クレジットカード、ビットコインを受け付けている
  • 会員はトークンを所有していることを証明して、The Legends Room アプリを受け取り、これを使って入場する?


トークンについて

  • Etherium トークン
  • トークン名はLGD
  • 発行数30,000,000
  • トークンは取引所で自由に売買可能

 

トークンの使い道

  • 5,000LDG保有で会員になることが可能(発行数30,000,000なので会員は最大6,000人)
  • トークンを使うとゲームを除く全てのサービスで20%オフ
  • 会員でなくてもクラブ内でトークンの使用可能

 

会員について

  • ゲームを除く全てのサービスで50%オフ
  • 会員権を使わない時は貸し出すことができる
  • プライベートエントランス、バー、シークレットイベントに24時間アクセス可能
  • 特別なイベントやパフォーマンスはプライベートは会員エリアで行われる
  • クラブのコンシェルジュを通して、ホテルの予約、レンタカー、アドベンチャー、特定の航空サービスの費用を割引価格でビットコインで支払い可能
  • 一人ゲストを連れて行ける
  • 会員権は友人や家族でシェア可能

 

入手方法

  • ICO
    BittrexでICOが行われた(いくら分購入されたのかはわかりませんでした…)
    これよりも前にもICOの予定があったが、クラブ買取の失敗?により一度キャンセルされた(その時のトークン名はVIP)
  • 取引所で購入
    Bittrexで購入可能
  • Legends room から直接買う
    1LGD = 1USDで購入可能
    支払い方法はクレジットカード、Bitcoin 、Etherium
  • プライベートに取引
    コンシェルジュを通して、プライベートに取引することも可能
  • 個人で取引
    暗号通貨(トークン)なので、すでに持っている人から自由にもらったり、買ったり可能

 
まだ具体的な予定はないですが、とりあえず5,000LGD目指して買っていこうと思います。
あと、このブログの記事にも寄付してくれた方がいたんですが、そちらの寄付もこのトークン購入に使ってみたいと思っています。

具体的にどうやってLGDの保有を証明するのかなど質問したりして、引き続き調査中です笑
実際に行ってみて面白ければ、その内容をまた記事にできればと思います。

 

 

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Stellar(XLM)配布はGOXを隠している取引所にトドメをさすかも?

XLM配布に対するPoloniexの対応が少し話題になりました。

このやり取りを見ていて、既にGOX していて(ハッキングなどの被害にあって取引所内のBTCが減っている状態)それを隠している取引所にとってはXLM配布でトドメをさされるパターンがありそうだと思いました。

 

XLMの配布

Stellar という団体から、BTC保有者とXRP保有者にXLMが配布されるそうです。

BTCの場合は2017/06/26時点の保持者が対象で、
ウォレットに持っている人は各自申請すると、対応する取引所に置いている人は何もしなくても受け取れるようです。

stellar1.blog.fc2.com


取引所にとっては迷惑?

XLM配布に対応する取引所では、BTCを置いているユーザーのXLMを代わりに受け取って分配してくれるそうです。
ですが、取引所にとってはこのXLM配布に対応するかしないかに関わらず面倒なんじゃないかなと思います。

 

  • XLM配布に対応しない場合

たとえば、取引所がXLM配布に対応しない場合、多くのユーザーがXLMをもらうためにBTCを自分のウォレットに引き出すことになります。
取引所では全てのBTCをホットウォレット(ネットワークに接続した状態のウォレット)に置かずに、一部のBTCをより安全なコールドウォレット(ネットワークに接続されていないウォレット)に置いているそうです。
たくさんの引き出しがあると、コールドウォレットからホットウォレットへBTCを移動させるなど対応が必要になってくると思います。
この対応がどのくらい大変なのかわかりませんが、Zaif のログインボーナスやcoincheck の貸出サービスなどは、ユーザーに出来るだけ引き出ししないで取引所にBTCを置いてもらいたいという意図があってのサービスなのかなと考えていて、取引所としてはBTCの出入りは少ない方が嬉しいんだろうと勝手に想像しています。

 

  • XLM配布に対応する場合

取引所がユーザーの代わりにXLMを受け取り、分配する対応をする場合、取引所からのBTCの引き出しは抑えられますが、ユーザーの居住地などで配布に制限があるらしく、取引所側でその辺のチェックをするなど対応が必要そうです。

 

どっちの場合も大きな問題にはならないと思いますが、取引所としてはStellar が勝手に行うXLM配布のせいで対応が必要になるのは、多少迷惑なんじゃないでしょうか笑


GOXを隠している取引所にとってはトドメになる?

これがもしGOXを隠している取引所だとマズイことになりそうです。

 

  • XLM配布に対応しない場合

XLMを受け取るためにユーザーによる引き出しが増えてBTCが足りなくなり、ユーザーの引き出し要求に答えられなくなります。
こうなると、GOX していることが明るみになって倒産したり、損失をユーザーが負担することになるかも知れません。

 

  • XLM配布に対応する場合

ユーザーによる引き出しが抑えられて、BTC引き出しに応えられなくなる可能性は低くなりますが、本来持っているはずのBTCよりも手元のBTCが少ないので全ユーザー(BTC保有者)分のXLMが受け取れず、やっぱりGOXが明るみになってしまう可能性があります。

 

GOXを隠している取引所にとってXLM配布イベントは、XLM配布に対応するしないに関わらずGOX がばれて倒産する危機になる確率が高そうです。


PoloniexとStellar のやり取り

Poloniex はXLM配布に対応する取引所として、Stellar の公式ページで紹介されていましたが、6/27になって、XLM配布に対応しない(聞いてない)とtwitter で反応しました。

 

これに対して、Stellar 側はtwitter 上で確認したと反論しています。


Poloに対していじわるな(トラストレスな?)見方でこのやりとりを見ると、このタイミングで対応しないと発表することでPoloは大量のBTCの引き出しを避け、ユーザーへのXLMの配布も行わずに済みました。
Poloは既にGOX しているんじゃないかという噂もあるみたいなので、今回のやり取りを見ていてちょっと怪しい気がしました。
今Stellarの公式ページを見るとPoloの参加は「確認中」となっていましたが、どうなるんでしょうか。

今のところ特に問題になってないようなので大丈夫なのかも知れませんが、この後もXLM配布の度にどこかの取引所のGOXが明るみになる可能性が高くなるんじゃないかと思っています。

 

 

 

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The DAO事件まとめ

一周忌からだいぶたってしまいましたが、The DAO事件についてまとめました。

ビットコインのハードフォーク危機を語る際に引き合いに出されることが多いThe DAO事件ですが、自分はこの事件で起こった予想外の展開を見て、暗号通貨により興味を持つようになりました。
常に事件が起こっている暗号通貨界のなかでも、かなり大きくてかなりおもしろい事件だと思います。

 

 


ざっくり

Etherium プラットフォーム上のプロジェクトとして、1.5億ドル以上を集めたThe DAOは自身のバグにより、3分の1の資金を攻撃者に奪われました。
奪われた資金を取り戻すため、Etherium コミュニティはハードフォークによりこの攻撃をなかったことにする提案をします。
この提案に対して批判があがったり、攻撃者が自身に協力する者への報酬を発表するなど、ごたごたがある中でハードフォークが実行されました。
しかしその後、消滅すると思われていた元のEtherium ブロックチェーンのハッシュパワーがだんだん大きくなり、Etherium Classic として生き残ります。
現在も取引所でETH(Etherium)と並んで、ETC(Etherium Classic)として取引され、開発もされています。

 

 

2016

05/01 The DAOのICO開始

28日間のセールで1.5億ドル以上のETHを集め、それまでのICO(Initial Coin Offering)で最大の資金調達となりました。

 

 

06/09 The DAOコードのバグが指摘される

あるブログでThe DAOの送金機能のバグが指摘されました。この指摘に対して開発者は、現時点で資金を危険にさらすものではなく、問題ないとの見解を示しました。


 

06/17 The DAOからの資金流出

送金機能のバグと分割機能を使いDAOプールから3,641,694ETH(5000万ドル)が抜き出されました。
分割機能を使って資金を移動した場合、27日間ETHの移動ができないため、07/14までになんらかの対応を実施しなければならない状況となりました。


Etheriumコミュニティが検討した対策は、

  • まずソフトフォークにより、攻撃者が移動させたETHアドレスを凍結し、
  • さらにハードフォークにより、攻撃が起こる前の状態に戻して、資金移動がなかったことにする

というものでした。
この対策は、過半数のノードが賛成すれば実行可能ですが、不可逆なプログラムを実行し、誰にも止められないWould computerであったはずのEtherium がVitalik(Etheriumの考案者)の判断でこのような対応をとることに批判もあがりました。

これに対して、攻撃者がThe DAOコミュニティのslack(メッセージツール)で「フォークに反対したノードに100万ETHと100BTC払う」と発言し対抗しました。

 

また、残りのETHを守るために、ホワイトハッカーが攻撃者と同じ方法で残りの資金を移動しました。

 


06/28 ソフトフォークにバグが発見される

ソフトフォークによりDoS攻撃に対する新たな脆弱性が増えてしまうということがわかり、06/30に予定されていたソフトフォーク実行の可能性が低くなりました。

 

 

07/20 Etherium のハードフォーク実行

投票によりETHホルダーの89%から承認され、ハードフォークが実行されました。
これによりEtherium のブロックチェーンがEtherium(ロールバックで攻撃をなかったことにしたブロックチェーン)とEtherium Classic(ロールバックしないブロックチェーン)に分岐しました。

その時点のETHホルダーはETHとETCを保有することになりました。
ETH上で取り戻された資金は、The DAOトークン保持者に返されました。

 


07/24 PoloniexがETCの扱いを開始

ビットコイン取引所であるPloniexがETCの取扱いを開始しました。
これを受けて、ETCに対して51%攻撃を仕掛けるというEtherium マイニングプールが現れました。

しかし、他の取引所でも取扱いがおこなわれ、Etherium Classic のマイニングを行うと発表するマイニングプールも出現し、ETCの時価総額は8位となりました。
ETHとETCの合計時価総額は分岐前のETHの時価総額を超えました。

また、ハードフォーク時点でETHを取引所に置いていた場合に、取引所によってはユーザーのETCが消えてしまうという例や、リプレイアタックへの脆弱性によりETCを失う取引所などが発生しました。

 

 

08/10 ホワイトハッカーがETCを取引所に移動させる

攻撃者から守るためにホワイトハッカーが移動させた資金はETCとして残っていましたが、このうち3,000,000ETCがいくつかの取引所に移動されました。

The DAO トークン保持者に直接返還するべきだとの批判に対して、ホワイトハッカーは公平に返還するのが難しい、51%攻撃のリスクがあるなどの理由のより、ETCからETHに替えて返還するつもりだったと説明しました。

しかし、コストがかかり複雑であることがわかったため、ETCで返還する方針に変更し、ETCの返還用スマートコントラクトを開発・公開しました。

 

 

2017

04/14 ホワイトハッカーがETCの払戻し終了を延期

04/15に予定されていたETCの返還期限を2018/01/10まで延期すると発表しました。
期限のおよそ1週間前になっても170万ETCが残っており、返還要求されずに残ったETCが期限後にホワイトハッカーの管理下になることについて批判の声があがっていました。

 

 

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ビットコインスケーラビリティ問題の歴史まとめ

ビットコインのスケーラビリティ問題をめぐっての出来事をまとめました。
この問題については長い間もめていて、関連する事件やスキャンダルも多く発生しているので、ビットコインの歴史(年表) - なにかおもしろいこととは別に一度まとめることにしました。

 

 

2015

08/15 Bitcoin XTリリース

ビットコインのスケーラビリティについては、かなり前から開発者コミュニティ内で問題となっていたようです。しかし、Core開発者(ビットコイン公式クライアント開発者)の間ではブロックサイズ上限を引き上げるという対応には反対が多く、実施されませんでした。

その中で、Gavin AndresenとMike Hearnによってビットコインのブロックサイズを拡張するBitcoin XTがリリースされました。いきなりXTをリリースして、ブロックサイズ引き上げの判断をマイナーに委ねるというやり方に対して反発が起き、コミュニティが分裂しました。

フォーラムとbitcoin.orgで検閲が行われ、bitcoin XTの話題に対する投稿が削除されたり、XTを採用したノードやマイニングプールに対してDos攻撃が行われるなど、ごたごたが起こりました。

 

 

09/12,13 Scaling Bitcoin 1回目開催

XTリリースによりスケーラビリティ問題が表面化したことをうけて、Scaling Bitcoin 1回目がカナダのモントリオールで開催されました。
1回目では問題点の確認が行われました。

 


12/06,07 Scaling Bitcoin 2回目開催

Scaling Bitcoin 2回目が香港で開催されました。1回目で確認した問題点に対して解決方法の提案を持ち寄ると言う形です。
この会議でSegregated Witness(SegWit) が提案されました。SegWit はブロックサイズ上限の変更なしに取引量を増やせて、同時にトランザクション展性という問題も解決できるため、コミュニティから強く支持されました。
この時点でマイナー側は「スケーラビリティ問題の解決法の判断は自分たちでは難しい、議論やデータを示して欲しい」という立場をとっていたようです。

 

 

2016

01/15 Mike HearnがCore開発から離脱

マイナーはビットコイン価格が下がるのを心配したのか、最終的にBitcoin XTは支持されずに失敗に終わります。そして、XTをリリースしたMike Hearnが「ビットコインは失敗した」という内容のブログを書き、開発コミュニティから離脱しました。
この記事はニューヨークタイムズにも取り上げられ、その後ビットコイン価格は下落しました。
しかし、この後Bitcoin XTと同じブロックサイズ拡張派のBitcoin Classic(ブロックサイズ上限を2Mに引き上げ) とBitcoin Unlimited(ブロックサイズ上限を動的に変化させる) が注目され始めます。

 

 

02/20 Bitcoin Roundtable(香港合意)

香港で開催されたbitcoin roundtableに、一部のCore開発者、マイナー、他ビットコイン産業の関係者が参加し、SegWit の採用とハードフォークによるブロックサイズ2MB引き上げのロードマップに対して合意しました。
このロードマップでは、SegWitは2016年4月にリリース、ハードフォークは2017年7月ごろに実施する予定となりました。
しかし、ここで合意しなかった他のCore開発者はこれに反対し、ブロックサイズ引き上げのハードフォークの開発は進められませんでした。これにマイナー側はメンツが潰されたと怒り、Core開発者とマイナーの関係は悪くなっていきます。

 

 

02/21 Coinbase CEOがBitcoin Classicを支持

32ヶ国で取引所を行なっているCoinbase CEOのBrian Armstrongが香港合意に反対し、Bitcoin Classicを支持しました。

 

 

07/最終週 カリフォルニア集会

Core開発者とマイナーのコミュニケーション改善を目的として、カリフォルニアで集会が行われました。
この集会で、Bitcoin Classic を支持していたCoinbase のBrian ArmstrongとCore 開発者が和解し、ハードフォークによるブロックサイズ引上げは実施しないということで合意しました。
2016/06に起こったThe DAO事件で、ハードフォークによりEtherium が分裂してしまったことが影響していると思われます。
ただし、この集会の出席者は公表されていないため、どのメンバーの間で合意がとれたのかはよくわかりません。

 


09/21 Bitcoin.comのマイニングプールがBU(Bitcoin Unlimited)クライアントで採掘に成功

Bitcoin.com poolにより、BUを支持するブロックが初めて採掘されました。
採掘されたブロックのサイズは1MBで、ハードフォークを起こすものではありませんが、16MBまでのブロックを受け入れる設定になっています。
このマイニングプールのオーナーは、ビットコイン普及のために活動しビットコインジーザスと呼ばれた投資家のRoger Verです。

 


10/8,9 Scaling Bitcoin 3回目開催

Scaling Bitcoin がミラノで開催されました。
これに合わせて、Roger VerはFree Speech Party というイベントを開催し、マイナーたちを招待し、ブロックサイズについて議論しました。

 


10/10マイニングプールViaBTCがBU支持を表明

世界5番目のマイニングプールであるViaBTCがBU支持のブロックを採掘しました。
ミラノでRoger Ver が開催したFree speech partyに出席した後に、ハッシュパワーをBUに割り当てることを決めました。

 


11/15 SegWitリリース

SegWitが実装されたCore ソフトがリリースされました。全体の95%のハッシュパワーがSegWit支持を表明することで有効となります。
しかし、Segwit 支持率は25%程度にとどまり、Segwitが有効化されない状態が続きます。

 


12/08 BUに重大な欠陥が見つかる

Stiky gateという機能に欠陥があることが発見されました。

 

 

2017

01/29 マイニングプールがBUのバグにより報酬を失う

マイニングプールのBitcoin.comがBitcoin Unlimited のバグにより、13.2BTC(マイニング報酬+手数料)を失いました。Bitcoin.comはBUソフトを動かしていましたが、採掘したブロックがブロックサイズ上限を23byte超えていたため、リジェクトされました。
このブロックはブロックサイズ2MBまでを受け入れる設定のBUノードにより共有され、10-20分間間違ったチェーンを使っていました。

 

 

03/07 Antpool がBU支持のブロックを採掘開始

最大のハッシュパワーをもつマイニングプールがBU支持のブロックを採掘し始めました。
BUのハッシュパワーは全体の23%程になりました。

 


03/10 Bitclubによるトランザクション展性攻撃

4%のハッシュパワーを持つマイニングプールのBitclubがビットコインネットワークに対してトランザクション展性攻撃を実行しました。意図は明らかでないですが、SegWit 採用を迫るための行動という見方もされています。

 

 

03/12 BU支持率が40%近くに

BUクライアントが39.6%に達し、1週間連続で30%を超え、ハードフォークの可能性が高くなってきました。

 

 

03/13 BUに別のバグがみつかる

悪意あるユーザーがリモートでBUノードをクラッシュさせることができるバグが発見され、ソーシャルメディアで拡散されました。
BUノード数が781から410に落ち、その後690まで戻りました。

 

 

03/18 BitfinexがCoreとUnlimitedの先物をはじめることを発表

ビットコイン取引所のBitfinexがハードフォークを見越してCoreとUnlimitedの先物をはじめると宣言しました。

 


03/18 ビットコイン取引所19社が共同声明

世界中のビットコイン取引所19社がハードフォークが発生した場合の対応について共同声明を発表しました。
これまで通りCore のチェーンをBTCとして扱い、BUのチェーンはBTUとして取り扱うこと、BTUを扱うためにBUコミュニティに対してリプレイアタック対策の実装を要望するという内容でした。

 

 

03/19 User Activated Soft Fork(BIP149)が提案される

shaolinfryと言う人物により、UASFが提案されました。
UASFを有効にしたノードは08/01以降はSegWit に対応していないブロックを不正とみなして、ブロックチェーンに取り込まないようにすることで、マイナーにSegWit を有効にするようプレッシャーをかけるものです。
フォークが発生する可能性高く、この提案にはSegWit 派の中でも反対する人がいます。

 


03/20 Roger Verがハードフォーク後にBTCを売ると発言

Roger Verがハードフォーク後にBTUを買うためにBTCを売ると発言しました。
Roger Verは300,000BTC持っていると言われていて、実際に全てのBTCが売られた場合、BTCの価格は暴落すると思われます。

 

 

03/22 Roger VerがBTCとBTUの交換を持ちかけられる

40,000BTC保有するユーザーがRoger VerにBTCとBTUの交換(1対1)をBitcointalk上で持ちかけて、Roger がこれを承諾しました。承諾されたオファーでは最大130,000BTCが交換されることになりました。
BUソフトや開発チームに大きな変更があった場合は無効にする条件付きです。

 

03/22 BUはバグの修正コードをクローズドソースで配布

BUはバグの修正コードをクローズドソース(非公開)で配布しました。
しかし、そのコードはすぐにリークしてしまいました。

 

 

04/02 主要マイニングプールがハックされる

BU支持派のAntpool、ViaBTC 、BTC.topがハックされ、そのハッシュがF2poolにリダイレクトされました。F2Pool のハッシュレートが2倍になりました。

 


04/06 ASICBoost

Core開発者のGregory Maxwellが、BitmainはASICBoostを利用可能なASICを製造していると指摘しました。
ASICBoostはマイニングの手順を工夫することで電気代30%程節約できる技術で、2016/03/31に発表され、Bitmain(Antpool の親会社)が特許を持っています。
この技術はSegWit 導入により使えなくなるため、マイナーがSegWit に反対している理由と言われています。
これに対してAntpool は、ASICBoostはテストネットでしか試していないと主張しています。

 


04/13 F2poolがSegWit 支持

世界2番目の規模のマイニングプールのF2poolがSegWit 支持を表明しました。

 


04/27 Antbleed

Bitmain製ASICのファームウェアにバックドアが仕込まれていることがわかり、問題となりました。このバックドアはAntbleed と呼ばれています。
最悪の場合、Bitmain はこのバックドアを使って世界中のハッシュレートの大部分を遮断することができます(全体の70%程度と推定されます)。また、特定のマシンや顧客を対象とすることもできます。
Bitmain は悪意はないとしていますが、ビットコインネットワークの脆弱性になるとして、ビットコインコミュニティから非難されました。
このバックドアは2016/07/11に追加され、2016/09/19に匿名の人物により指摘されていました。
2017/04/28にBitmain はこのバックドアを取除くファームウェアアップデートを公開し、ブログ記事で説明と謝罪を行いました。

 


05/10 LitecoinでSegWitが有効に

Litecoin でSegWit が有効になりました。Litecoin の場合は75%の支持でSegWitが有効になります。

 


05/06 save the chain

サイズ1MB、手数料273BTCを含むトランザクションが発行されました。
現状のブロックサイズ1MBではこのトランザクションをブロックに含めることができません。このトランザクションはマイナーに対してブロックサイズ引き上げを押し進めるインセンティブを与えるために発行されました。
このトランザクションを発行した人物は、このトランザクションのアウトプットを使い手数料を増やして、マイナーが行動するインセンティブを高めようと呼びかけています。

 


05/14 SegWit は安全でないとの意見に対し懸賞金がかけられる

SegWit はanyone can spend で安全ではないとの指摘に対して、SegWit アドレスにある1,000,000USD相当のLitecoin を盗むことができるかという試みが行われています。

 

 

05/16 ビットコインの未承認トランザクションが200,000に

承認待ちのトランザクション200,000に達し、手数料が高騰しました。

 

 

05/23 SegWit + 2MB案に80%ハッシュパワーが合意(ニューヨーク合意)

New York で行われたconsensus 2017で、マイナー、ビットコイン事業者がSegWit + 2MB案に合意したと発表しました。
合意したマイナーのハッシュレートは80%、事業者は21ヶ国にわたります。
この合意にCore開発者は参加しておらず、ビットコインコミュニティ全体の合意とは言えず、むしろCore開発者を追い出す動きではないかという意見もあります。

 

 

06/14 Bitmain がUAHFの計画を発表

Bitmain がニューヨーク合意を安全に進めるために、UASFへの対策としてUAHF(User Actividad Hard Fork)を計画していることを発表しました。
ハードフォークすることで、UASFによる再編成の発生がそれまでの取引とマイニング報酬を取り消してしまうリスクを防ぎます。
08/01のUASF実施後から12時間20分後にハードフォークが実施される予定です。ブロックサイズ上限はハードフォーク時点で2MBとし、段階的に引き上げるよう計画されています。
リプレイアタック対策も実装される予定です。

 

 

06/15 中国のビットコイン関連企業がChina Bitcoin Roundtableにてニューヨーク合意支持を確認

中国のマイナー、取引所、ハードウェアメーカーがあつまり、ニューヨーク合意を支持することを改めて確認し、19日から支持を示す投票を行うことを発表しました。

実際に06/18以降、BitFury、BTC.top、F2Pool、BTC.com、AntPool、ViaBTCなどが次々にニューヨーク合意への投票を開始しています。

 

 

06/19 ViaBTCがICOの草案を発表

UAHFのブロックチェーンを採掘するハッシュパワーを購入、レンタルするための資金調達を目的として、ICO(Initial Coin Offering)を行うことを発表しました。

資金の一部はビットコインクライアントの開発やベンチャー投資に回すとしています。日付は未定です。

 

 

07/14 BTC1リリース

ニューヨーク合意(Segwit2x)開発チームによるBitcoin クライアントソフトであるBTC1がリリース

 

 

07/17 ViaBTCがBCC(Bitcoin Cash)を発表

ViaBTCがUAHFの考え方をベースとした新しいビットコインクライアントについて発表しました。ブロックサイズ上限は8MB、ハードフォークの日程は08/01としています。

 

 

07/21 07/19 BIP91シグナリングスタート

BIP91はニューヨーク合意(Segwit2x)で提案されたSegwit有効化の方法です。

BIP91のシグナリングがニューヨーク合意に賛成するマイナーにより開始されます。

追記(07/25)
07/14時点では07/21と考えられていたBIP91シグナリングスタートですが、実際には前倒しで07/19頃から開始されました。

 

 

07/23 07/21 BIP91ロックイン

BIP91シグナリングが開始から最速でこの日にBIP91がロックインされます(有効化が決定し、残りのマイナーが対応するための猶予期間に入る)。

追記(07/25)
07/14時点では最速で07/23と考えられていたBIP91ロックインですが、実際には前倒しで07/21にロックインされました。

 

 

07/25 07/23 BIP91有効化

BIP91シグナリングが開始から最速でこの日にBIP91が有効化されます。
BTC1ノードはSegwit をシグナリングしていないブロックをブロックチェーンに取り込まなくなります。

追記(07/25)
07/14時点では最速で07/25と考えられていたBIP91有効化ですが、BIP91ロックイン前倒しにともなって、07/23に有効化されました。

 

 

07/24 Bitmain がBCCについて声明を発表

Bitmainがブログにて次のような内容を発表しました。

  • BCCを発表したViaBTCはBitmain の立場を表していない
  • Antpool, BTC.COM, ConnectBTCの全てのマイニングプールでBTC1を動かす
  • ただし、SegWit2x, BCCの両方をサポートする可能性はある

 

 

07/29 BIP91ロックインによるフォーク回避の期限

この日までにBIP91がロックインされれば、08/01にUASFによるフォークが発生する可能性はなくなります。

 

 

これから(予定)

08/01 UASF実施

UASF(BIP148)ノードがSegwitシグナリングしていないブロックをブロックチェーンに取り込まなくなります。

 

 

08/04頃 Bitcoin ABC ローンチの可能性

Bitmain により、UAHFを実装したBitcoin ABCというBitcoin クライアントソフトがローンチされるかもしれません。

 

 

08/15頃 新しいPoWを採用したハードフォークの可能性

Segwitをシグナリングするマイナーが少ない状態が継続した場合、一部ユーザーによりPoWアルゴリズムを変更するハードフォークが実施される可能性があります。ASIC化できないPoWアルゴリズムに変更することで、マイニングの分散化することが目的です。

 

 

08/M-E 08/10頃Segwit ロックイン

一定期間中に95%のマイナーがSegwitシグナリングした場合、Segwit がロックインされます(有効化が決定し、残りのマイナーが対応するための猶予期間に入る)。
Segwit シグナリングするマイナーが少ない場合、最大4つのビットコインブロックチェーンに分裂の可能性があります。

追記(07/25)
07/27に集計期間が開始、その2週間後にSegwitロックインの予定となります。

 

08/E-09/M Segwit 有効化

 

 

10/E-11/M Segwit2xハードフォーク

SegWit2xの合意通り、Segwitロックインの三ヶ月後にBTC1クライアントによるハードフォークが実施される予定です。

 

 

 

 

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ビットコイン小ネタ集

ビットコインについて調べていると、ちょっとした小ネタを見つけることがよくあります。
自分がおもしろいと思った小ネタをまとめました。もし知らなかったネタがあったら他のビットコイナーにドヤ顔で話してみて下さい笑

 

この記事を作った後で、こんな記事を見つけました。
このページの内容は知っていることばっかりだったという人には、下のリンクの記事をおススメします。(そういう人はすでに下の記事も読んでいるかもしれませんが…)
クイズ形式になっていてかなり難しいです。自分は半分もわかりませんでした…

coinandpeace.hatenablog.com

 

 

 

ビットコインの発明者

ビットコインを発明したのはサトシナカモトと名乗る謎の人物ですが、彼についてはいくつかわかっていることもあります。

ある分析によるとサトシナカモトが採掘したビットコインは100万BTCを超えていて、このビットコインは移動されることなく放置されているそうです。
これは300,000JPY/BTCで換算すると3,000億円になります。あまりにも価値が大きいので、名指しでサトシナカモトの正体を報道するメディアに対しては、本人に危険が及ぶとして批判する人もいます。
同時にこのビットコインを動かすこと(秘密鍵を知っていること)がサトシナカモトであることを証明する方法です。

また、P2PFaundatoinのサトシナカモトのアカウントに登録された生年月日は1975/04/05だといわれています。登録された情報がサトシナカモトの本当の生年月日かどうかはわかりませんが、ビットコイン用の掲示板では4/5になると毎年のようにお祝いのコメントが投稿されています。

 

ビットコインの最初の価格

ビットコインと法定通貨の交換レートが初めて提示された時、1ドル1,309.03BTC(約0.0007639USD/BTC)でした。
このレートは、ビットコインの採掘に必要な電気料金から算出され、ビットコインフォーラム上で提示されました。
2017/05/25に記録した2,567.27USD/BTCはこの時の約3,360,000倍になります。

 

最初のビットコインでの買い物はピザ

2010/95/22にピザ2枚(約25ドル)と10,000BTCが交換されました。
正確にはピザ屋がビットコインで支払いを受け取ったのではなく、誰かが法定通貨で買った宅配ピザが届けられ、ピザを受け取った人がピザ代金を払った人にビットコインを送金したようです。
この日はBitcoin Pizza Dayと呼ばれていて、ビットコイナーに対して割引をするピザ屋もあるそうです。

www.nishinokazu.com

 

ビットコインのみを使って旅行した人

PLATOという人物がアメリカのhartfordという場所からLAまで、現金やクレジットカードは使わずにビットコインのみで旅行をしました。
移動は車、宿はcouch surfing やキャンプを活用し、コミュニティ内で他のビットコイナーにビットコインの援助やガソリンをビットコインで売ってくれるよう呼びかけたりして旅行をしました。
この旅の途中にストリッパーへのチップをビットコインで払い、これが初めてビットコインで払ったストリッパーへのチップとされています。

 

100BTC保有者だけが入れる秘密のコミュニティ

100BTC以上保有する人だけが入れる、サトシクラブというコミュニティがあります。以前は100BTCクラブという名前でしたがちょっとあからさま過ぎたのか変更になったそうです。
詳細はよくわかりませんが、特にこれといった活動はなく、半減期に集まって情報交換などしているそうです。

doublehash.me

 
さらに、(21BTC保有者が入れる?)21クラブというのもあるらしいです。

 

Mt.GOXはもともとトレーディングカードの交換所

2014年に破綻したビットコイン取引所のMt.GOXは、もともとはMagic: The Gathering というトレーディングカードゲームのカードを売買するためのオンライン取引所でした。
Mt.GOXという名前は、Magic: the Gathering Online eXchange の頭文字をつなげたものです。
トレーディングカードの取引所としては数ヶ月で閉鎖したあと放置されていましたが、この取引所のオーナーがビットコイン取引所を立ち上げる時にその名前を流用しました。

 

さわれるビットコイン

ブロックチェーン上に電子データとして存在するビットコインですが、目に見えて触れる物理的なコインにしたフィジカルビットコインというものがあります。
正確には、ビットコインウォレットの秘密鍵がプリントされたコインです。その秘密鍵を読み取ればあらかじめそのウォレットに送金されたビットコインが使えます。
ビットコインの良さを台無しにするグッズですが、意外と欲しくなってくるコインです笑

godtanu.hateblo.jp

 

マイクタイソンがビットコインウォレットとATMをリリース

なぜかはわかりませんが、2015年にマイクタイソンブランドのビットコインウォレットとビットコインATMがリリースされました。
Copay というビットコインウォレットがベースとなっていて、下の記事では

はっきり言って、マイク・タイソンビットコインウォレットを使う理由はない。オリジナルのCopayを使うべきだろう。

と書かれています笑
Copayベースなので、逆に安心して使えるとも言えるかもしれません笑

btcnews.jp

 

ビットコイン(暗号通貨)を通貨とする国、地域がある

ここで紹介する2つは規模は大きくなさそうですが、どちらも個人の自由を尊重し、政府が大きな力を持たないという点で共通していて、自由を連想するような名前も似ています。
もともとビットコインはこういう思想を持つ人たちから広がっていきました。

  • Liberland

リベルランドは、クロアチアセルビアの国境にあってどちらも主権を主張していない地域にチェコ人政治家Vít Jedličkaが建国した、バチカンモナコに次いで3番目に小さい国です。
国民の個人的、経済的な自由を尊重し、政治家の力を制限する憲法によってこれらの自由を保証しています。
同国のJan Pulkravek財務相は、
「リベルランドの透明性について議論した結果、全面的に仮想通貨を使用する事に決定した。」
という声明を発表し、ビットコインによる寄付も受け付けています。
サイト上で国民になるための申請を受け付けています。

coincheck.com

一度ここに行こうと思って少し調べてみましたが、この地域は閉鎖されていて誰も入れないという情報もあったのであきらめました。
調べる前にちょっとだけビットコインを寄付したんですが、scamでしょうか?笑
 

  • Liberstad

リベルスタッドはノルウェーリバタリアンのための私設都市を設立しようとするプロジェクトです。中央組織はなく、市民がそれぞれ独自の方法で都市を発展させることを目指します。
税金も公共の支払いもなく、ビジネスをするのに許可はいりません。唯一、非侵略の原則と私有財産権を尊重することが求められます。
このプロジェクトのオーガナイザーはビットコインでの土地の購入を受け付けて、ビットコインをこの都市の第1通貨にしようとしています。

news.bitcoin.com



 

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Wirex(ビットコインデビットカード) でユーロに両替(使い方とレート比較等)

このまえビットコインATMを使ってみましたが、ビットコインデビットカードも使ってみたので紹介します。

Wirexはビットコインを法定通貨に両替して使えるデビットカードです。
バーチャルカードとプラスチックカードがあって、米ドル、ユーロ、英ポンドの3種類に対応しています。今年(2017年)日本円にも対応する予定みたいです。
今回はユーロのプラスチックカードを使ってみました。

 


使い方

簡単に使い方を説明します。

1.は一番最初だけです。
ビットコインをすでに持っていれば、2.と3.は不要です。

 

1. プラスチックカード発行

アプリ上で登録を行った後、使用したい通貨を選んでカードを発行します。Standard 1-3weeksかTrackable 2-10daysが選べます。発行手数料+配送料で15~24ユーロかかります。
-Wirex-のデビット-カードの費用は-
プラスチックカードの場合、これとは別に月額サービス料がかかります。(通貨によってかわりますが、ユーロプラスチックカードの場合1ユーロ)
Wirexカードの各種手数料 – Wirex

カードが届いたらアプリ上からアクティベートします。

 

2.ビットコイン取引所へ入金

ビットコインを持っていない場合は、ビットコイン取引所のアカウントを作成し、お金を振り込む必要があります。既に取引所に日本円がある人は不要です。振り込む場合は振込手数料がかかかると思います。

 

3. ビットコイン取引所でビットコイン購入

Wirexにチャージしたい分だけビットコインを買います。ただし、限度額があるのでたくさんチャージしたい場合はあらかじめ確認した方がいいと思います。
承認済みカードの限度額– Wirex

未認証カードの限度額 – Wirex

ビットコインを買った後、すぐに法定通貨に両替するのであれば、ビットコイン価格はそんなに関係ないのかなと思います。取引手数料は取引所によって変わります。

 

4. Wirex へビットコイン送金

取引所で買ったビットコインをWirex のアドレスに送ります。送金手数料は取引所やウォレットの設定、トランザクションの混雑状況などで変わります。

 

5. Wirexアプリで両替

Wirex アプリ上からビットコインを法定通貨に両替します。1分くらいで適用されました。両替のレートはWirex独自のレートを使っていて、一度に大きい額を両替した方がレートが良くなるそうです。

通貨両替のレート – Wirex

 

あとは普通のカードと同じように使うだけです。支払い時に機械に差し込んで暗証番号を入力します。ところが自分はこの暗証番号を覚えてなかった(というか知らなかった)ので、使えませんでした…
カード発行する時に自分で決めたかな?と思い出そうとしましたが、結局わからず…
暗証番号は事前にアプリ上から取得が必要でした。初めて使う場合は気をつけて下さい笑
(このあと、暗証番号入力不要なところで無事に使えました)

 

両替レートは現地の両替所と同じくらい

両替レートですが、手数料がいろいろ多くて面倒なので、10,000JPYでビットコインを購入して、wirex に送金、ユーロに変換した時に何EURになったかでJPY/EURを計算して、振込とか取引とか送金の手数料は無視しました。
あと、ビットコイン購入とユーロへの両替はできるだけ間を空けないように、だいたい40分くらいの間でやりました。

 

まず、取引所で10,000円分のビットコイン0.0677BTC(147,710JPY/BTC)を購入しました。
次にこのBTCをWirex のアドレスに送金しました。(送金手数料は0.0005BTC)
それからWirex アプリ上でBTCをEURに両替して、74.23EUR(1096.47EUR/BTC)がチャージできました。
10,000JPY→74.23EURなので、日本円からユーロの両替レートは134.71JPY/EURでした。これにビットコインの送金手数料がかかっています。(場合によっては、取引所の取引手数料、取引所にお金を振込むための手数料、プラスチックカード発生の手数料などもかかります)

同じ週にクレジットカードを使った場合のレートは124.08〜128.23JPY/EUR
同じ日に現地の両替所で現金で両替した場合は、131.57〜137.21JPY/EURでした。


いろいろと手数料がかかって、いくら両替するのかによっても実質のレートは変わりそうなので、厳密に比較するのは難しいですが、自分が試した金額とタイミングだと、だいたい現地の両替所と同じくらいの両替レートということになりました。

両替レートで考えると、ビットコインを持っていない人がわざわざWirex カードを使う理由はあんまりないかもしれません。

 

ビットコインを簡単に使えるのが便利

両替レートよりも、ビットコインを簡単に法定通貨(デビットカード)として使えるのがWirex の便利なところだと思いました。
ビットコインをそのまま支払いに使えれば問題ないですが、実際にはビットコインを受け付けているお店は多くないです。法定通貨に戻そうとした場合も、ビットコインを取引所で売って、出金手続きをして、口座に振り込まれるのを待つ必要があります。

なので、両替レートが気にならないくらいでているビットコインの含み益を利確して買い物するという使い方が1番良さそうです笑
特にアルトコインだとすごい含み益が出ている人がいるみたいなので、端数をチャージするだけでけっこう買い物できるんじゃないでしょうか?
アプリ上でみると、ビットコインだけじゃなくアルトコインでのチャージも受付けているようなので、同じような方法で簡単に使えそうです。自分は試してないので、レートがどうなのかとかはわかりませんが。
自分が数えた時点で35種類のアルトコインに対応してました。(REP、XCP、DASH、DOGE、ETH、ETC、GAME、LTCなど)
法定通貨の方は、今は米ドル、ユーロ、英ポンドの3種類ですが、今年(2017年)日本円にも対応する予定だそうです。

 

口座を作らなくてもいいのが便利

Wirexは特定の口座からでなくてもチャージできるので、ビットコインの特徴である安く早く簡単に送金できるメリットが活きるビットコインデビットカードだと思います。(最近は安いと早いはトレードオフになってしまっていますが…)

たとえば、海外に行く時に現金をおろし忘れたり、クレジットカードが使えなくなった時の緊急用のカードとして使えそうです。
もちろん、自分でビットコインを持っている場合、自分で取引所やスマホウォレットからチャージすれば問題ないですが、ビットコインを持っていない場合や本当に金欠になった場合でも、日本にいる親や友達に簡単にお金(ビットコイン)を送ってもらうことが出来ます。

というか、ビットコインなので世界中の人から(知らない人からでも)送金が受け付けられます。
実際、Wirex のアドレス表示画面にはシェアボタンがあるので、そういう使い方も想定しているのかも知れません。

 

 もし使ってみようと思った方は下のリンクから登録してみてください。最初のプラスチックカードが25%オフになるそうです。(自分はアフィリエイトリンク使わずに作ったので割引受けられませんでした…)

https://app.wirexapp.com/join/uPkxwFk0Y0SMつkW7ds1nQcQw

 

 

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